活動報告
盲ろうカフェの報告
令和5年1月29日(日)に南房総地区で初の盲ろうカフェが開催されました。
参加者は60名と多くの方に参加いただきました。南房総地域やその他の地域から38名の参加者があり、地元の手話サークルの方、ろう協会の方などたくさんの方々に参加いただきました。友の会からは盲ろう者4名を含む22名の参加となりました。
盲ろうカフェでは、盲ろう者2人のミニ講演。相談コーナー。触手話・指点字でのコミュニケーション体験。見えない・聞こえない全盲ろうの体験などを通して、盲ろう者のことを知ってもらい、理解するきっかけとなる交流の場となりました。
次回は、友の会の会員の皆様にもたくさんの方にご参加いただき、地域の方々との交流を通して、盲ろう者への理解と盲ろう者を知るきっかけとなる交流の場を盛り上げていただき、友の会の支援の輪を広げていく活動への協力をよろしくお願いいたします。
参加いただきました方の感想をいくつかご紹介いたします。
〇参加者の声
・盲ろうの方とお話することができて、勉強になりました。ありがとうございました。
・とても短く感じた時間でした。実際に盲ろうの方と接したことが初めてで、どう接してよいか戸惑いましたが、丁寧に話してくださり一つ心の垣根が低くなったように感じました。盲ろうだけでなく、生きづらさを感じている皆さんが共に楽しく暮らせるようできることをやっていきたいと思いました。
・体験をしてみて、見えない 聞こえない状態で歩くことの不安、手を急に放され周りに人がいなくなった時、全く動くことができなかった。盲ろう者の手をぱっと放してはいけないことを強く感じました。介助者との信頼関係が大切であると感じました。
・初めて盲ろうの講演をいただいてすごく感動しました。今日の講演会も私の中で一生忘れられないものとなるでしょう。
・知るということの大切さを経験させていただきました。知ることによって今後の対応も変わってきますので、優しい社会が築いていけるかと期待します。盲ろうカフェを学校等への出前教室等、より広く多くの方へ知ってもらいたいともいます。
・家族の事で悩んでいたのでもうろうには該当しないと思ったのですが相談したら 丁寧に話を聞いて頂きアドバイスをして頂き感激しました
・自分の名前を点字で打って頂きとても嬉しく点字に興味が湧きました。