知っていますか
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理解しようという気持ちで接してください 「わからない」と思い込んでしまうと、相手の言おうとしていることや行動していることを汲み取ることが難しくなります。よく見ると、相手は口形や身振りでサインを出してるかもしれません。 「しっかり見なさい」 「しっかり聞きなさい」と言わないでください 盲ろう者は、周りの状況に目を凝らしたり聞くことに集中したり しています。 聞き返された時には快くもう一度言ってください 聞き返したときに不快な態度をとられると、話したい気持ちがなくなっていきます。その結果、会話をするのが嫌になってしまうこともあります。 複数の人で話すときは一人ずつ話すようにしましょう 家族の団らんのとき、つい見えにくい、聞こえにくい方がいることを忘れて早口になったり、一度に複数の人が話したりしてしまいがちです。しかし盲ろう者にとっては、わからないまま取り残されることは孤独な気持ちになりストレスになります。 本人のすることを見守りましょう 家事など本人ができることは、代わってやってあげるのではなく見守ってください。 動作がゆっくりなのは、目や耳から情報が入らない(入りにくい)ためです。 本人が自分で置いた場所から物を移動させないでください 自分で置いた場所は覚えています。やむを得ず移動させる場合は、本人に移した場所を伝えて物を触って確認してもらってください。 10 の方へ

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