知っていますか
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盲ろう者支援の知識と技術を身につけ、盲ろう者を専門的に支援する人たちを「盲ろう者向け通訳・介助員」と言います。 盲ろう者は、周りの人と会話することが難しく(コミュニケーションの ■移動支援 盲ろう者が安心・安全に外出などの移動ができるように介助(手引 【通訳・介助員の役割】 困難)、ひとりで安心して外出できません。(移動の困難) また、情報も入りにくいです。(情報入手の困難) その【3つの困難】を支援するため、通訳・介助員等の存在はなくてはならないものです。 盲ろう者が使う様々なコミュニケーション手段に合わせて、周りの人の言葉を伝えたり、逆に盲ろう者からの言葉を周りの人に分かるように伝えたりと、受信と発信の両面で通訳します。これにより盲ろう者も円滑に他者とのコミュニケーションをとることができます。 き)します。 これにより、盲ろう者は家族などに頼らなくても、自分の意思で自由に、行きたいときに行きたいところへ行くことができます。 ■情報支援 目や耳から得られる情報を、盲ろう者のコミュニケーション手段に合わせて伝えます。たとえば、街中の風景や電車内の情景、部屋の中の様子、人々の表情などです。 また、求めがあれば郵便物などの代読をしたり、代書を行うこともあります。 ■コミュニケーション支援 13 盲ろう者向け通訳・介助員とは

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