1 目（視覚）と耳（聴覚）の両方に障害を併せ持つ人のことを「盲ろう者」とよんでいます。 盲ろう者は全国に1万4千人程度と推計されています。 「盲ろう」といってもその見え方や聞こえ方は、視覚と聴覚の障害の 状態や程度、盲ろうになる経緯等により様々です。 障害の分類は一般的に次の4つのタイプに分けられています。 1️⃣ 全盲ろう・・・・全く見えなくて聞こえない人 2⃣ 全盲難聴・・・・全く見えなくて少し聞こえる人 3⃣ 弱視ろう・・・・少し見えて聞こえない人 4⃣ 弱視難聴・・・・少し見えて少し聞こえる人 どのタイプにも共通していることは、見えない（または見えにくい）、聞こえない（または聞こえにくい）ために、人との会話に困難が生じることです。会話だけではなく、周りの状況を知るための「音」や「光」の情報も入らない（または入りにくい）状態で生活しているため、独力でコミュニケーションをとったり、情報の入手ができない、移動ができない等、極めて困難な状態に置かれているのです。 とは？
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