知っていますか
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➑ その他 ろう学校で口話教育を補助するために作られた「キュ通訳者がパソコンを使って入力し、その画面を盲ろう者が自分で読みやすい文字の大きさや色、背景色(白黒反転など)に設定して読む方法です。 大きく分けて次の二つに分けることができます。 (ア) 日本語式(50音式)指文字 聴覚障害者のあいだで一般的に使われている日本語式指文字を、盲ろう者に見せたり触らせたりして伝えます。日本語式指文字だけを用いて通訳を受ける盲ろう者もいますが、普段は手話と一緒に補助的に使用されることが多いです。 (イ) ローマ字式指文字 アメリカ式アルファベット指文字をローマ字式表記で表し、盲ろう者の手のひらに触らせて伝えます。この方法は、手の動きが小さく、少ない数の文字で表現できる利点があります。また、ローマ字の母音と子音の組み合わせは、点字の構成と共通する部分が多く、点字学習の導入として応用できることから、盲ろう児の教育に多く使われています。 ード・スピーチ」などがあります。 また、コミュニケーション手段を十分に獲得していない先天性盲ろう児・者とのコミュニケーションには、親や特定の指導者とのあいだで、物や身振りサインなどを使った様々な合図が用いられています。 ❻ パソコン ❼ 指文字 4

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